「家には長期保証が付いているのに、エコキュートの修理は有料なのでしょうか」。保証の対象がわからず、問い合わせ先に迷われる方もいらっしゃるかと思います。
エコキュートは、ハウスメーカーの住宅設備保証で修理できる場合がございます。ただし、建物の長期保証があるだけで、給湯器の故障まで無償修理になるとは限りません。株式会社ワン・ミニットが運営するイエオモイでは、保証の違いと修理前に確認したい項目を整理してお伝えいたします。
エコキュートの保証について押さえたい要点
- 住宅設備保証にエコキュートが含まれていれば、契約条件に応じて修理できる場合がございます。
- 建物の構造・防水に関する長期保証と、エコキュートの製品保証は対象が異なります。
- 保証期間だけでなく、故障原因・免責事項・修理の依頼方法も確認が必要です。
- 保証書、設置時期、型番、エラー表示を準備し、指定窓口にお問い合わせください。
- 弊社は住まいと家計の視点から、設備を検討する際の判断材料をお伝えしております。
ハウスメーカーの保証でエコキュートを修理できる場合はある?
住宅設備保証の対象にエコキュートが含まれ、期間・故障原因などの条件を満たしていれば、保証による修理を受けられる可能性がございます。自然故障とは、取扱説明書に従って通常使用していたにもかかわらず生じた故障を指しますが、具体的な定義は約款をご確認ください。
確認したいのは、「家の保証が何年か」だけでなく、「給湯器にどの保証が付いているか」です。保証対象外でも有償修理が可能な場合があるため、「無料で直せない」と「修理そのものができない」は分けて考える必要がございます。
建物の長期保証とエコキュートの保証はどう違う?
建物の保証、ハウスメーカーの住宅設備保証、製品メーカー保証は、それぞれ対象と適用条件が異なります。同じ住まいに付いている保証でも、ひとまとめにはできません。
建物の構造・防水に関する保証
住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)では、新築住宅の構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、引き渡しから10年間の瑕疵担保責任を定めております。柱や基礎などに関する制度であり、エコキュート本体の通常の故障が自動的に対象になる制度ではございません。
ハウスメーカーの住宅設備保証
住宅設備保証は、対象設備や修理内容を契約で定める保証です。エコキュートが対象か、出張費・部品代・技術料まで含まれるか、修理費の上限があるかを確認してください。新しく案内されている制度が、過去の契約にも適用されるとは限りません。
エコキュートの製品メーカー保証
製品メーカー保証は、エコキュートの製造メーカーが定める保証です。対象部位や保証期間はメーカー・製品によって異なります。ハウスメーカー経由で購入した機器でも製品保証の確認は必要であり、エコキュート導入時の確認事項とあわせて、保証書を保管しておくことが大切です。
エコキュートが保証対象外になるのはどんな場合?
保証期間の満了や、約款の免責事項に当てはまる故障は、対象外となる場合がございます。以下は確認項目であり、すべての保証に一律に当てはまる条件ではありません。
期間満了や対象外の部位・費用
保証の起算日は、引き渡し日・購入日・設置日など契約ごとに異なります。本体と周辺配管で保証の扱いが異なる場合もあるため、「何の部位に、どの保証が適用されるか」を指定窓口に確認してください。
災害や使用方法に関係する故障
落雷・浸水などの外的要因や、改造・取扱説明書と異なる使い方による故障は、免責事項に該当する場合がございます。入浴剤の使用条件も機種ごとに確認し、使用しただけで対象外と決めつけず、故障との関係を担当者に確認することが重要です。
災害による損害は、加入中の火災保険などで補償される可能性もございます。ただし、補償対象・免責金額・請求手続きは保険契約によるため、保険会社に確認してください。
指定の依頼手順を守っていない場合
住宅設備保証によっては、事前の連絡なく他の業者へ修理を依頼すると、保証を利用できない場合がございます。修理を発注する前に、保証書や約款に記載された窓口へ連絡してください。
修理を依頼する前に確認しておきたいこと
保証書、設置時期、メーカー名・型番、症状・エラー表示を準備すると、問い合わせ時に状況を伝えやすくなります。保証書だけで故障原因や適用可否を確定することはできません。
保証書と設置時期を確認する
建築時の契約書類、住宅設備保証書、製品保証書、延長保証の加入記録を確認してください。途中でエコキュートを交換している場合は、建物の引き渡し日だけでなく、交換時の書類も必要です。
型番とエラー表示を記録する
機器の銘板に記載されたメーカー名・型番と、リモコンのエラー表示を写真やメモで残してください。「お湯が出ない」「同じエラーが繰り返す」など、エコキュートの不具合のサインと、いつから起きているかを伝えると相談に役立ちます。
点検だけの場合の費用も確認する
問い合わせでは、保証対象外だった場合の出張費、診断費、修理を見送る場合の費用も確認してください。メーカー点検の費用は修理費と別に扱われる場合があるため、訪問前の確認が大切です。
保証対象外と言われたときは理由と修理内容を確認する
保証対象外と言われた場合は、該当する約款の項目と、対象外と判断された理由を確認してください。製品故障なのか、施工や配管の不具合なのかでも、相談先や確認すべき契約が変わります。
有償修理と交換を比較する際は、部品の供給状況、修理後の保証、工事範囲、処分費を含む総額を確認してください。年数だけで交換を決めず、診断結果とご家庭の使用状況を踏まえて考えることが大切です。
交換を検討する場合には、エコキュートの容量・サイズ選びも確認してください。今の機器と同じ容量が、ご家族の現在の使い方にも合っているとは限りません。
弊社では、生活状況のヒアリングや必要に応じた現地調査を踏まえ、工事方法やお支払いのシミュレーションをご提案しております。イエオモイの運営会社として、住まいと将来のお金を一緒に考える姿勢を大切にしております。保証の適用可否は、まず契約上の指定窓口へ確認してください。
エコキュートの保証に関するよくある質問
故障したらハウスメーカーと製品メーカーのどちらに連絡する?
保証書に記載された指定窓口へ連絡してください。住宅設備保証や延長保証の利用に事前連絡が必要な場合があるため、自己判断で修理を発注する前に依頼手順を確認することをお勧めいたします。
保証期間内なら出張費も無料になる?
出張費まで含まれるかは保証内容と診断結果によります。訪問前に、保証対象外と判定された場合や修理を実施しない場合の費用も確認してください。
延長保証には加入したほうがよい?
加入費用、対象部位、免責事項、修理費の上限を比較して判断することをお勧めいたします。すでに住宅設備保証が付いていれば、対象範囲が重なる可能性もございます。加入期限や手続きも確認してください。
住宅設備保証とメーカー保証は両方使える?
適用する保証や受付手順は契約条件に従います。保証が複数あっても、同じ修理について二重に補償を受けられるとは限りません。どの保証で対応するかを指定窓口に確認してください。
保証書をなくしたら保証を受けられない?
保証書の紛失だけで利用不可と決まるわけではありません。購入記録や登録情報などで確認できるか、発行元にお問い合わせください。必要書類や再発行の扱いは保証制度ごとに異なります。
古いエコキュートは修理より交換したほうがよい?
経過年数だけでは判断できません。部品の入手可否、故障箇所、修理費、今後の使用計画をあわせて検討してください。修理後も取扱説明書に沿った日常のお手入れを続けることが大切です。
※保証の対象・期間・費用・依頼手順は、ご契約時の保証書と約款に基づいてご確認ください。
